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単年度主義から持続可能な未来志向の予算編成への改革に必要な3つのステップ
コラム 2024.08.12計画的な財政運営にしていくためには、まちの持続可能性=投資の持続可能性を確立することが必要ということは、国も公共施設等総合管理計画及び個別施設計画で求めています。しかしこれがなかなか難しいのです。なぜなら、予算制度は単年度主義で、翌年度以降の数字が存在しないからです。また、自治体の首長の入・・・続きを読む
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議会向け決算報告のポイント
コラム 2024.07.13決算書が無事にできてホッとしたのも束の間、今度は議会でそれを説明しなければなりません。その段階で、はじめて「どのように説明したらいいの?」と思う方も多くいらっしゃる印象です。まずは、決算の位置付けを認識する必要があります。民間と国や公共団体・自治体では、同じ「予算」「決算」と称して・・・続きを読む
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昨年度法適用してはじめての決算統計の反省点
コラム 2024.06.106月初旬に最初の締切を迎える決算統計。いまちょうど大変なのは、昨年度法適用した公営企業会計担当者の方達と思います。弊社がサポートを通して目の当たりにした、担当者の皆様の反省の声ベスト3をお伝えします。1)決算書を待たずにもっと早くから作業着手しておけばよかった決算が締まって・・・続きを読む
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初年度決算調製についての注意点
コラム 2024.05.02財務諸表を作るタイミングは、本当は前年度の3月までにやっておかないといけないということを意識していますか?今更、という方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と知らない方も多いのです。このことが何に関わってくるかというと、人事異動リスクです。4月・5月に決算調製を行う担当者が、着任したばかり・・・続きを読む
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説得力のある経営戦略を作るポイントをお伝えします
コラム 2024.04.20経営戦略のコンテンツは、単独で表を埋めるだけの作業ではありません。それぞれが関連し根拠となることを理解し、経営計画を実行するために納得できるストーリーを描くことが重要です。1)経営の現状分析まず、2つの分析で現状でどのような課題点があるのかを知ります。【経営指標の分析】過去・・・続きを読む
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経営戦略の本質的な意義とは
コラム 2024.04.20経営戦略の本質的な意義とは何か。従来の単年度主義の中、担当者も3年程度で移動していくという状況で、長期的な経営戦略の根本を理解している人は、意外と少ないように見受けられます。今年で水道・下水道等の重点事業の新会計制度への移行が完了しました。それにより、今まで「事業運営をしろ(プレイヤーをや・・・続きを読む
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アドバイザーとして盲点にして重要だと思うポイントを3つお伝えします
コラム 2024.03.14フリーフライトは、総務省が主導している地方公共団体の経営・財務マネジメント強化事業における、一アドバイザーとしてさまざまな自治体や様々な公営企業のお手伝いをしています。今回は、アドバイザーとして感じてきたこと、重要だと思うポイントの一部をお伝えしていこうと思います。1.固定資産台帳(公会計・・・続きを読む
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【公共施設マネジメント】固定資産台帳の再整備は公会計活用の起点になる重要なテーマです
コラム 2024.02.04自治体は民間に比べて資産の規模が大きく、資産のうち9割が固定資産です。今までその資産の内訳については言及されず、甘い調査や内容不備が多いのが現状です。さらに更新の際に、ルールの定義が不明瞭だったり運用が適切でないことも、深刻な問題となっています。利用価値が曖昧なため予算が割かれてこなかった・・・続きを読む
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【公営企業会計】令和6年4月~5月末までの会計に係る業務のメニューの重要度を認識していますか
コラム 2024.02.04今年度のうちに新しい会計制度に対する準備は進めていらっしゃることと思いますが、4月から具体的に「何ができないといけないか」を正しく認識できているでしょうか。正直、会計の専門家から見て、令和6年4月〜5月末までに必要な業務の難易度と量は、現場のご担当者が試行錯誤しながらやれる範疇を超えている・・・続きを読む
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【公営企業会計】新年度やらなきゃいけない会計に係る業務のメニュー一覧
コラム 2024.02.04いよいよ令和6年度からは新しい会計制度での実務がスタートします。会計制度が変わることにより、新年度はやることが盛り沢山。新たな財政措置の活用は手配されているでしょうか。もしまだ予算化できていないようであれば、早急に補正予算の準備をするべきです。今までは法適化のコンサルティングに対しての財政・・・続きを読む