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議会向け決算報告のポイント
コラム
2024.07.13
決算書が無事にできてホッとしたのも束の間、今度は議会でそれを説明しなければなりません。
その段階で、はじめて「どのように説明したらいいの?」と思う方も多くいらっしゃる印象です。
まずは、決算の位置付けを認識する必要があります。
民間と国や公共団体・自治体では、同じ「予算」「決算」と称しても、意味が全くことなることをご存知でしょうか。
民間における予算は、努力義務です。
対して、国や公共団体・自治体の予算は、実質義務。
「約束」であり、経営計画の基軸となるものです。
そして、民間における決算は、利益を上げた成果の報告です。
対して、国や公共団体・自治体における決算は、適切に業務遂行したことの報告です。
予算が「約束」であり、決算は、住民から預かっている税金をどのように使ったかの「約束をまもったという証明」となります。
決算説明で重要になるポイントは、予算との差異が生じた部分をきちんとした説明・報告することです。
もちろん、業績報告・評価も必要です。
議会報告を考えるときは、最初に要点を整理した上で、予算に対して予定通りだった部分と、予定外だった部分を棲み分けましょう。
そして、予算との差異が生じたことに対して、理解を得られるように工夫していくと良いと思います。
このようなお悩みにも、フリーフライトでは真摯にお応えします。
ぜひ、お気軽にご相談ください。