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昨年度法適用してはじめての決算統計の反省点
コラム
2024.06.10
6月初旬に最初の締切を迎える決算統計。
いまちょうど大変なのは、昨年度法適用した公営企業会計担当者の方達と思います。
弊社がサポートを通して目の当たりにした、担当者の皆様の反省の声ベスト3をお伝えします。
1)決算書を待たずにもっと早くから作業着手しておけばよかった
決算が締まってから提出するまで、土日含めて1週間。
残業でなんとか対応した後は、都道府県と再調査や修正作業が続きます。
とにかく最初の提出期限があまりにも過酷でした。
2)法適用して形式が変わった新たな表への理解が難しく、準備が足りなかった。
20損益計算書/21費用構成表/22貸借対照表/23資本的収支に関する調
この4つが変更になったことにより、高度で未知な作業を短い期間でやることになり、大変だったとの声を多く聞きました。
3)固定資産台帳システムの分類整理ができてなかった
固定資産台帳システム上で、管きょ、処理場、ポンプ場等の区分で計上されていなかったことに気づいておらず、いざ決算統計をして慌てて修正したというパターンがありました。
他にもいろいろとあるようですが、この3つだけでも大きな反省点です。
基本的には「もっと早く取り掛かっておけばよかった」ということに尽きます。
今年度法適用して、来年はじめての決算統計を迎える公営企業会計担当者の方は、ご注意ください。