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【公営企業会計ご担当者の方へ】正しい消費税申告をするために検証すべき5項目、あなたはこれを読んで不安になりませんか?

コラム 2025.04.23

公営企業会計は、一般的な法人の会計とは異なるルールや取り扱いがあり、消費税の申告は特に難易度が高いものです。

それでも、税金の計算というものは、正しくなければなりません。
消費税への理解が足りず、前年踏襲によるミスを犯してしまうことは、本来許されないことです。
コンプライアンス(法令遵守)の認識をきちんと持っている方は、頷いていただけるかと思います。

あなたは公営企業会計の消費税申告において、下記項目のすべてを検証することができると言い切れるでしょうか。

1. 非課税・課税取引の区別

公営企業でも、外部とのどの取引が課税取引か非課税取引かを正しく把握していないと、税額計算を誤ることになります。

2. 税抜きと税込み取引の取り扱い

会計処理の際に税抜き・税込みの区別が曖昧だと、消費税の計算ミスが発生します。

3. 補助金や交付金の取り扱い

たとえ理解度が高くても間違いが特に多いのが、控除対象仕入税額から特定収入に係る課税仕入等の税額を差し引く、という計算です。

例としては、償還金に充当する一般会計繰入金についてや、充当先が不明瞭な一般会計繰入金の取り扱い等があります。

4. 公共事業に関連する経費の取り扱い

5. 簡易課税制度の適用

これらすべてに対する理解があり、その上でミスがない。
そうではければ、コンプライアンス(法令遵守)は成立しないのです。

この記事を読んで、不安になる方は、専門家に聞いてその不安を取り除くことをお勧めします。人事異動のリスクがある限り、職員だけで対応しようとすること自体が無理な話なのです。
日々の業務の中で、先の見えない道を模索するよりも、実例をもって専門家のサポートを受けることが近道です。

そしてこの記事を読んで不安にならない方。特に要注意です!
難しいと思わずに正しくできるほど、公営企業会計の消費税申告は簡単なことではありません。
実際にミスが起こったり、気づかないまま次の担当者に受け継ぐようなことを避けるためにも、早めに専門家にご相談ください。

もちろん、フリーフライトでもご相談を受け付けております。
お問合せフォームより、お気軽にお問合せください。

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